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黒川温泉の思いで

黒川温泉は、昔は、湯治場でした。

30数年前を思い返して、当時の感覚を抽出して焼き直してみると、美しい”やまなみハイウェー”をあちらこちらドライブした後、

その疲れを癒す目的で、数ある”阿蘇、くじゅう温泉郷”の一つとしての名湯=黒川温泉に浸りにいきました。

阿蘇、くじゅう、やまなみハイウェーの景観散策がメインで、黒川温泉入浴はドライブに付随したものでした。時代はうつり、時を経て、世間一般の感覚が一変しています。

主客が転倒しています。まず、『初めに、黒川温泉への宿泊在りき』で、ついでで、やまなみハイウェーや、阿蘇の景観は二の次になっています。

現代人は、高度に発達した市場経済の戦場で、神経がズタズタに傷つけられているのでしょうか?

”温泉で癒されたい”という欲求が旅の目的の第一要素のようです。

湯治場は、10日、20日とタップリ時間を掛けて体の不調を癒します。現代の温泉は、1日、2日で、心の不調を癒すのがメインのようです。

黒川温泉では、地域一体で雰囲気を演出しています。日本人の心の奥に刷り込まれている、古里の里山の古民家風建物や、明治、大正レトロ風の照明等で、昔回帰の安心感希求願望を満足させています。温泉観光が戦士の戦場復帰に一番帰依するようです。

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